ってのは常に誰かが言ってることだけど、良エントリー発見。
「かっこいい音楽がどうかっこいいのか、どう聴いていったらいいのか、ガイドが本当に不足しているのが原因なのは明らかだ」と、大谷ノブ彦さんは言う。たとえば、そのガイドを担うべきメディアの一つに、洋楽ロック誌と呼ばれるものがある。ここでその代表的な存在である『ロッキング・オン』誌と『クロスビート』誌の、今年1年間の表紙を飾ったアーティストの名前を並べると、何が起こっているのか、一目瞭然になる。
ビートルズ、ローリング・ストーンズ、レッド・ツェッペリン、デヴィッド・ボウイ、レディオヘッド、グリーン・デイ、ストーン・ローゼズ、ミューズ、ノエル・ギャラガー、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ。
ここには、2010年代どころか、21世紀以降にデビューした人すら、誰もいない。60年代から90年代にデビューしたアーティストの情報が、今フィーチャーすべきものとして大きく取り上げられている。もちろん読者のニーズに合わせて最適化していった結果として、しょうがないところはある。だが、これを見る限り、少なくとも洋楽ロック雑誌のカルチャーにおいては「90年代で時計の針が止まってしまった」と言われても仕方のない状況になっている。
第47回:いつの間にロック少年は「洋楽」を聴かなくなったのか? | DrillSpin Column(ドリルスピン・コラム)
雑誌の表紙だけで見ても購買意欲が無くなる。
そういえばロックンロール・リヴァイヴァル以降、今まで聞いていたバンド以外のCDは殆ど買っていないな。
まぁ、それは時代の流れかもしれないし、どうでもいいんだけど問題は引用元で引用している。以下の部分。
この2~3年の傾向としてとにかく洋楽がかかるとオーディエンスが固まるのだ。これは出演者みんなが口をそろえる。もう本当に見事に固まる。逆にロキノンフェス常連のバンドの曲なら、どんなに流れが雑でも盛り上がる。というか、それだけが全員の共通項になっている。あとは大衆性のあるJ-POPとか。ジャニーズナンバーをかけたら、ジャンルの壁を壊した!なんて称賛されたりして(笑)いや俺その前にVAMPIRE WEEKENDかけて、振り付けあてて踊らせてて、そっちのほうが全然ジャンルの壁を壊したと思っているのに、そのかけたこと自体、なんか触れられない。たまにリアルタイムな洋楽も好きなミュージシャン、DJから声をかけられるだけって感じだ。実際、ジャパンフェスのDJブースのレジデントDJもみんなの知らない洋楽をかけたところで受けないもんだろうから、割とオーディエンスの空気を感じながら選曲してる感じもある。それはそれでいいでしょ?って言われそうだけど、そういうところをここはこういうコミニティーだからと分別していく限り、新しいジャンル、新しい価値観に触れる喜び、楽しさに気付かないままの若者が増えていってるのだ。これ本当だよ。全然大げさじゃなく、今この国で起こっていること。つまりだ。このままじゃ洋楽を中心としたロック・フェス、本当になくなるよ。
ダイノジ大谷の「不良芸人日記」: 私のDJ革命
これは困る。あんまり音楽を聞かなくなったとは言っても、SUMMER SONICにはよく行っているので。
なんか最近サマソニっぽくないアーティストがちょいちょい混じってると思ったらそういう事だったのかもしれない。
うーん、どうにかならないものか。