一分一秒真剣勝負!

Ruby, Railsなど。Web系の技術ネタを充実させたい・・が、そうなるかは分からない。

PFU HHKB Professional HYBRID Type-S

PD-KB800BS Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID Type-S 英語配列/墨
HHKB Professional HYBRID TypeS PD-KB800BS

自作の分割キーボードを作ったばかりだが、HHKBの新作の出来が良さそうだったので購入。 個人的に良かった点をまとめます。

Bluetooth4.2 / USB接続対応

前作のBTモデルは3.0だった為、無線の接続が切れやすかった。これが4.2になることによって改善。スリープモードからの復帰時にもスムーズに繋がります。 また、USBTypeCによる有線接続にも対応。前作のBTモデルは無線接続のみでした。有線で接続することは殆どないけれど、できるのであれば安心感がある。

TypeSについて

HHKBは結構な期間使っていたけど、TypeSを触ったのは実は初めて。 打鍵感は軽く、キースイッチの上にキーキャップが軽く浮いてるんじゃないかと思うような感覚です。 押下圧は45gでキーストロークは前作のBTモデルよりも浅めになっていました。

キーマップ変更の対応

キー配列を専用のソフトウェアで書き込み可能に。これに関してはソフトウェア的に設定を変える事もできるけど、やはりキーボード本体自体に書き込めると嬉しい。 左下のAlt/OptionをFnキーにするか考え中。

複数台のデバイスにペアリング可能に

4台までのデバイスにペアリングし、キーボードの操作のみで切り替えることが可能になりました!今作のHHKBはこの機能だけでも買う価値があった。 最初は専用のスイッチで接続先を切り替えたいなと思っていたけれど、使ってみるとキーボードの操作だけで切り替えられた方が快適だなと納得。HHKBを使うユーザーだったら確かにそっちのほうがいいかと今は納得している。

値段

¥35,200 ということで、これは安い! この機能とこの品質、今後5年以上使える商品なのでお釣りが来ると思っている価格だ。 ただ、今までHHKBを使ったことがない人はまず有線モデルを安く入手し、自分に合うか確認してから購入することをお勧めします。

もしもHHKBの分割ワイヤレスキーボードモデルが発売されたら

正直言うと満足度では自作の分割キーボードとトントンあたりになるだろうと思っていたけど、HHKBは凄かった。 「分割できる」という1点を除いて完全にHHKBに軍配が上がった。 もしもHHKB分割ワイヤレスキーボードが発売されたら、自作分割キーボード文化が縮小してしまうのではと思うほどだった。 前作のBTモデルから4年足らずの新作ということで、次回は分割をやってくれそうな気はしているがどうなることやら。

自作キーボードChoco60を作ってみた

最近流行りの分割キーボードを使ってみたい!ということでChoco60というキットを買ってきて自作しました。

Choco60を選んだ理由

HHKBユーザーだからです。 分割キーボードには興味があったけど、配列はHHKBであって欲しい! ところが本家HHKBは分割する気配が無い・・・ということろに出てきたのがChoco60でした。 最初に使う分割キーボードとしてはこれ一択でした。

制作過程

では早速作ってみます。

これに

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choco60-1
これを刺して
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choco60-2
完成!!!
Choco60
choco60-3
製作工程の詳細をまとめようと思ってたけど、結構大変なので省略しました。

買っておけば良かったものリスト

自作キーボードを作るにあたって、最初に買っておけば良かったものをまとめておきます。

USBケーブル

変換コネクタを経由しないUSBケーブルですね。 自分は最初、Type CとMicroUSBの接続に変換コネクタを挟んでファームウェアを書き換えようとしていたのだけど認識しませんでした。 これが理由って発想が無くて数時間無駄にしてしまった。 USBポートがTypeCしかないMBPユーザーとかは注意する必要があります。

アクリルプレート

自分でアクリルプレートの色などを指定出来る。これは最初に知りたかったな。 キーボードアクリルプレート | 遊舎工房

工具類

まずははんだごて。コテの先を変更できるものがいいです。

コテ台は必須。使い心地はAmazonのレビュー欄を参照。

白光(HAKKO) こて台 633-01

白光(HAKKO) こて台 633-01

  • メディア: Tools & Hardware

これは余ったはんだを切る為に必要。もう持ってる人も多いかもですね。

ダイオードを折り曲げる時に使用する道具。 手で折り曲げてもいいのだけど、キーボードは個数が多いのであると楽です。

はんだ。融点が低いものがお勧めです。 はんだごてに付いてきたおまけのはんだで作れるかな? なんて思ってたら全く足りませんでした。これが届くまで作業が出来なくてモヤモヤしてた。

goot リール巻はんだ 100g SE-06010

goot リール巻はんだ 100g SE-06010

  • メディア: Tools & Hardware

自作してみた感想

思ったより時間がかかった。原因は明確で、先述した買った工具リストを最初に揃えていなかったから。 とりあえずChoco60のキットを発注し、多分これとこれがあれば行けるっしょ。ってノリで五月雨で各パーツを発注していき、その時出来る作業から進めてしまったのが良くなかった。作り始めてから足りない道具に気づいて都度発注という計画性の無い作り方をしていました。

今回、一番面倒だと思ったのがはんだ付け。中学生の頃ラジオを作って以来のはんだ付けだったので腕前はお察しレベル。 はんだ付けに慣れていないのであれば、meishi2 キットを一回組み立てて感覚を身につける事を推奨します。

使ってみた感想

分割キーボードを作った動機の一つに「姿勢を改善したい」というのがあるんですが、実際使ってみると肩が開くので確かに姿勢は改善しそうな感じはある。今後は会社でも使ってみようかと考えてます。 問題は値段の高さで、今回メインのChoco60・キートップ・キースイッチ・TRRSケーブル・USBケーブルだけで36000円ぐらい。他の工具は一式持っていなかったので全て買い揃えた為、それらも合わせると40000円超えです。結構な値段がするのでまあ、趣味の領域ですね。 また、HHKBのレイアウトで分割キーボードに慣れてくると今度は別の配列の分割キーボードを試したくなる予感がしていて、最終的には自分でレイアウトを考えて完全に自作するところまでやるかもしれません。ただそうなったら色々試しつつ試行錯誤して何台も作ってみて、満足いくものが出来るまで10数万はかかるだろうなぁ。

Terraform Cloud - Error: Error locking destination state: Error acquiring the state lock: resource not found

個人でTerraform Cloudにアカウントを作ってみたのですが、 terraform planを実行するとstateのlockエラーが出ました。

$ terraform plan

Error: Error locking state: Error acquiring the state lock: resource not found

Terraform acquires a state lock to protect the state from being written
by multiple users at the same time. Please resolve the issue above and try
again. For most commands, you can disable locking with the "-lock=false"
flag, but this is not recommended.

自分しか使っていないのになんでlockエラーなんだろう? しかもlock IDが表示されないのでterraform force-unlockできないし、state lockのエラーなのにresource not foundってなんだよ・・ぐぬぬ。 と、困っていましたが、API Tokenが複数種類あることに気づいて解決。 結論から言えばUser API Tokensを使おうぜってことだった。

Terraform CloudのAPI Tokenには3種類あって、雑に説明すると以下のような感じで使い分けろってことでした。

User API Tokens・・・CLI用途
Team API Tokens・・・CI/CD用途
Organization API Tokens・・・Organization管理用途

※詳細 - API Tokens - Terraform Cloud - Terraform by HashiCorp

自分はよく読まないでOrganization API TokensってことはOrganizationにスコープを絞ったトークンなんだろうなと思って使っていただけでした。 しかし、plan,applyできないOrganization API Tokensの使い所ってそんなに無いと思うんだけど、どうなんだろう。

RubyKaigi2019

rubykaigi.org

2ヶ月近く前なので今になって書くのもどうかと思うけどRubyKaigi行ってきました。今年は3日間開催で4セッションということもあり、見たいけど見られないセッションがたくさんありました。懇親会で10年以上前にLingrでチャットした江島健太郎さんが偶然隣に座っていたのが面白体験でした。その場の話の流れ等もあってあまり話せなかったけど、Lingr作った時のエピソードとか色々聞いてみたかったな。

Rubyの強さ

RubyKaigiに参加した大抵のエンジニアにありがちな変化がコードを書くことへのモチベーション向上だ。凄い人たちの凄いセッションを連続して見ていると意識が高まるからだと思う。 それは今年も同じだったけど、RubyKaigi2019に参加してあらためて感じたのはコミュニティの強さ。これがあるからRubyは強いんだなと感じました。 毎年死んだと言われるRubyだけど、今も新しい地域Rubyやその他のコミュニティが次々と立ち上がってる。Rubyのコミュニティが生き続ける限りRubyは死なないのだろうと思えたRubyKaigiだった。

エンジニアのファッション

そういえばRubyKaigi後に男子エンジニアのファッションがダサいという話でTwitterがやや荒れていたけど、それは女子エンジニアが増えたということなので自分はいいことだな〜と生温い目で見ていました。

技術書展6に行ってきた

techbookfest.org

きっかけと買った物

Pragmatic Terraform on AWS」の存在を知り、これ欲しいなと思って技術書展6に初参戦。実は同人即売会も人生初。 開始時間の10分前ぐらいに着いたら既に4000人近い行列が出来ていました。 この時点で帰りたくなったけど、列が進み始めると割とスムーズに進めて中に入れました。 前職の同僚が売っていたType Scriptの本を買ってフロントエンドの本を買って、目的の「Pragmatic Terraform on AWS」を買って暫くしたところで帰宅。 知ってる人が他にも数人いたはずなのにあまりの混み具合に見つけられませんでした。 この込み具合はなんとかならんものなのだろうか。

感想と反省

ところで今回気づいたのがこれ。

とはいえ全部紙で買っていると物理的にもう置く場所が無いので厳しい。どうしたもんか。 わざわざイベントで売らずに全部電子書籍で売ればいいじゃんと思っていたけど、直接買うと物理本+DLコードが付いてくるという俺が思ってる理想形態の売り方をしている人が多いし、せっかくここまで来たのだからと普段は自分が買わないようなジャンルの本も手にとって中身を見たりするので、新たなジャンルの技術との出会いがある(自分は今回帰ってしまったが)・・。なるほどこれは技術書展に足を運ぶ価値があるなと思った。あと、残念ながら後から気づいたんだけど、

というわけで秋にはしっかり調べてもっと買うことにします。 さて、続きを読まないと。

帰りにカフェでちょっと読んだ

同人イベント人生初参加。 #技術書展6

Rails Developers Meetup 2019

railsdm.github.io 行ってきました。とか言ってるけどもう1ヶ月近く経とうとしているので遅過ぎる感想。 初の3セッション同時進行・DHHのリモート参加・Jeremyの登壇などもあり、8000円のチケットが即完売。 どのセッションも素晴らしい内容でしたが、とにかく今回のRailsDMで印象に残ったのがDHHのキーノート。

DHHのキーノートで1回の質問に長文で返す攻撃は自分のリスニング能力と英語力を遥かに超えるもので衝撃を受けました。 最近色々と忙しくて時間をとるのが難しいけど、どうにか英語力を高めて行くぞ!と強く思いました。

www.youtube.com

というわけで今回でRailsDMは最終回。次回は来年、RailsKaigiという名前になるというサプライズがありました。 それまでに英語力を今よりマシにしたいものだ。