それでもSEになりたいか
大手SI企業でSEとして活躍している葵沢さんが面白可笑しくSEの仕事を綴った一冊。「IT業界」と聞いてまず思い浮かべる人物と言えば、僕の場合、弾さん・近藤さん・伊藤さん・まつもとさんあたりで、いい物作ってるな。すげーな。とか素直に憧れるのだけど、ユーザーとの要件定義から始まり、彼らの求めるサービスを作り上げていくのって、クリエイティブでエキサイティングな面白い仕事だという事を感じさせてくれるような内容だった。割と自虐的な記述も多いけれど、「SE」という職業への愛が伝わってくる。