日本は昔っから親族間殺人が多い
ふむふむ。
家族間殺人に対して、法の定める最も軽い罰が常態となったとする。加えて、刑を重くしないと犯罪が増えるという説を採用するならば*2、必然的に家族間殺人が増える社会となるだろう。これは被害者遺族の感情を全面的に受け入れるべきという主張から、論理的に導かれる考えだ。
id:hokke-ookamiさんのエントリーに言及するというよりは、思い出したことなんだけど、日本は昔から親族間による殺人事件が多いということ。
年初以来、ずっと気になっている数字がある。四七・八%。警察庁がまとめた統計だが、昨年一年間に全国で起きた殺人・殺人未遂事件のうち、被害者が親族だったケースの割合だ。
親族殺人は年々増加の傾向をみせ、ついに〈ほぼ半数〉という高率になった。子供の親殺しなどはハデに報道されるから目立つが、まさかこんな件数になっているとはだれも思っていない。
これは他国と比べてもかなり異様な比率だ。上記の記事では最近増加傾向にあるように書かれているけれど、「戦前の少年犯罪」には、この傾向は戦前から変わっていないようなことが書いてある・・・らしい。読みたいけどまだ買って無いんだよなこの本。ま、どうであれ10年前でも親族間殺人は4割近いってのは何なんだろう。日本人のDNAに「殺すならまずは親族を狙え!」とでも刻み込まれているのだろうか。