一分一秒真剣勝負!

Ruby, Railsなど。Web系の技術ネタを充実させたい・・が、そうなるかは分からない。

僕が2ちゃんねるを捨てた理由

僕が2ちゃんねるを捨てた理由 (扶桑社新書 54)

僕が2ちゃんねるを捨てた理由 (扶桑社新書 54)


 前作と同様、タイトルは釣りだった。しかも謎とされている部分に関しては濁して書いてあって、スッキリしないまま終わっていた。なので、2ちゃんねるネタを求めて買うとガッカリするかもしれない。しかしですね、電波少年のプロデューサー×ひろゆきの対談は凄く面白くて、最近のメディアとネットのことを絡めて話してる部分は引き込まれるように読んでしまった。雑誌感覚で買うならお得感のある一冊です。

Ruby逆引きハンドブック

Ruby逆引きハンドブック

Ruby逆引きハンドブック

 凄い!逆引き系のRuby本を買うなら、現時点ではこれ一択です。1.8.6〜1.9系までに対応していて、環境面の解説まで親切に解説付き。書くの大変だったろうなぁ。第2版・第3版と出版されそうですね。Rubyをいじる時は常に手元に置く事になりそうだけど、分厚いですね。。。こういう技術書こそPDFなんかのフォーマットで欲しい。コピーする人がいなければとっくに出てるんだろうけど。

決弾 最適解を見つける思考の技術

決弾 最適解を見つける思考の技術

決弾 最適解を見つける思考の技術


 今度は「決弾」というタイトルで弾さんが本を出した。本書の内容を一言でまとめると、「プログラマー・小飼弾の人生におけるFAQ」といった感じ。僕の中で考えがまとまっているものから、まだ考えた事が無い悩みまで色々と書かれているけど、印象に残ったのはやはり「いい決断をするには心のゆとりが必要」「暇を作れ」という部分。本書では最初の章である「00.決弾」の部分と、巻末での勝間和代さんとの対談でも触れている。前書の弾言でも同様なことが書かれている部分があるけど、これは弾さんの人生経験でかなり重要なことだと実感したからだろう。
 確かに両手に仕事を抱えて忙しく働き続けた期間より、多少時間的にゆとりがあった方が成長したなぁと実感したことが多い。空いた時間に仕事の改善点などを考えたり、自己投資にあてられたからだと思う。そもそもあまりに忙し過ぎると仕事を片付けるのに手一杯で、物を考える時間が減ってしまい、「心にゆとりが無い」状況になってしまう。こんなことでは正しい「決断」をする確率は減るはず。そう考えると仕事が少ない不況の今って、意外とチャンスなのではないだろうか。今まさにフリーランスを辞めて就職しようと「決断」を控えている僕に丁度いい本でした。

DebugHacks&Tシャツ欲しい

2009年4月25日に、吉岡他ミラクル・リナックスのメンバーが中心となって執筆した 『Debug Hacks』が、オライリージャパンから刊行されました。 普段、このブログをお読みいただいているみなさんへの感謝を込めて、 『Debug Hacks』の書籍とTシャツを抽選で3名の方にプレゼントします。 このエントリをお読みのうえ、どうぞご応募ください!

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 これは欲しい!このTシャツかっこいいなぁ。普段着てても元ネタ分かる人なんてまずいないので、僕は街で着れます。というわけで、DebugHacks&Tシャツ欲しい!!!!

Debug Hacks -デバッグを極めるテクニック&ツール

Debug Hacks -デバッグを極めるテクニック&ツール

Rubyを学ぶ為に、僕が読んだ4冊

プログラミングRuby 第2版 言語編

プログラミングRuby 第2版 言語編

プログラミングRuby 第2版 言語編


 最初に買ったのがこれ。Rubyの仕様が網羅されており、実装がどうなっているかまで書いてある。今からRubyをやってみるかという人は最初に買わなくてもいいんじゃないかと思う。

プログラミングRuby 第2版 ライブラリ編

プログラミングRuby 第2版 ライブラリ編

プログラミングRuby 第2版 ライブラリ編


 タイトル通りのライブラリのリファレンス。これ買った時は便利だと思ったなぁ。ただ、ちょっとだけRubyのバージョンが古いし、Rubyリファレンスマニュアル刷新計画が充実してきたらいらなくなるかもしれない。

Rubyスクリプティングテクニック ―テスト駆動による日常業務処理術

Rubyスクリプティングテクニック ―テスト駆動による日常業務処理術

Rubyスクリプティングテクニック ―テスト駆動による日常業務処理術


 Rubyによるテスト技法が充実している一冊・・・では無く、なんとテスターがRubyを使えるようにと書いたニッチな技術書だった。しかし著者は途中からプログラマも読めるように書き直したので、プログラマが買っても面白いです。「プログラミングRuby 第2版」では気付かなかった事とかもあって、たまたま目についたから買った本にしては良かったと思う。

初めてのRuby

初めてのRuby

初めてのRuby


 Ruby使っておきながら著者のYuguiさんを知りませんでした。ごめんなさい。しかし女性のGeekって珍しいよなぁ。他言語経験者を前提に書かれたRuby入門書として現時点で最強の書籍。分かりやすい内容と驚異的な薄さに感動必死。

後は

 プログラミング言語Rubyも買わないとだな。

凡人として生きるということ - 押井 守 -

凡人として生きるということ (幻冬舎新書)
押井 守
幻冬舎
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 面白かった。タイトルだけ見ると啓蒙書みたいなイメージを受けたけど、内容は攻殻機動隊などの作品で有名な映画監督・押井守氏のエッセイだ。人生や今の社会・政治・映画等々について押井守の考えがまとめられている。前半から後半に書けて右肩上がりに面白くなっていくので、一気読み推奨です。印象に残った部分を引用したかったのだけど、一部を切り抜いても本書の面白さを伝えられないのでやめた。押井監督の映画に似てますね。

3時間で「専門家」になる私の方法

 佐々木さん商売人だなぁ。

3時間で「専門家」になる私の方法
佐々木 俊尚
PHP研究所
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 内容を簡単に説明すると、検索エンジンやはてなブックマークを使った情報収集の仕方なのだけど、はてなユーザーなどのITリテラシーが一定以上ある人たちにとっては、無意識でやっている事ばかりです、、、と、書くと読んでもつまらん本だなと思われますが、そのテーマでしっかりと書籍として売り物になる形にして世に出しているところに感心する本です。佐々木さんは1回の取材を元に手を変え品を変え何冊も本を出版していますが、「検索方法」を一冊の本として出せるというのは才能だなぁと感じました。
 僕の父にとっては学ぶべきところが盛りだくさんなのであげようかな。